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2024年04月12日

本流の大物が釣れる人釣れない人

本流エサ釣りを始めた頃は、いろんな釣り本を読み名人達の釣りビデオを見て、とりあえずその理論などを知ったつもりになって形を真似ていました
今回のタイトルは故人となられた本流釣りのカリスマ、細山長司さんの著者にそんなのがあったような記憶がありまして、ちょっと拝借(笑)

現在の本流釣りというジャンルの基となったのは、岐阜県郡上八幡の職漁師で本マス(サツキマス)釣りの第一人者だった恩田俊雄さんで、細山さんはこの方から延べ竿で大物を釣る為の様々な工夫や技術を学んだと認識してますが、違ってたらすみません
この恩田さんから直接学んだり大きな影響を受けた釣り師は細山さんだけでなく全国に存在しています
僕もその1人ですが、あまりに遠い存在で憧れでしかありません

さて、本流釣りを始めた頃に現役で活躍していた伝説的な釣り師たちは、現在の竿とは比較にならない頼りない竿と細い仕掛けで凄い大物と対峙していました
自分も、大きなヤマメが釣りたくて本流釣りを始めたので、何処の川に行っても竿はヤマメ竿、糸は太くても0.6号まででした

現在はその頃とは全く別次元の竿と仕掛けで犀川の化け物を追いかけていますが、時々簡単に糸を切られてしまうことがあり、先日も増水した強い流れに苦戦しながらも、ようやく掛けた大物を取り逃がしました
切られるのは、なるべくして起こる現象で、その理由も理解しているつもりなのに、瞬間的なことで体が追いつかず、その直前に「これはヤバイ」と思った時は予想通りの残念な結果になるのですが…

これだけの竿を持ちながら、未だに捕れない魚がいるとは、不甲斐ないものです

ちなみに、簡単に切られるのは竿の弾力を活かしてないからで、硬い竿ほど曲がらなければただの棒に糸を付けているようなもので、瞬間的に強い力が加われば、かなり太い糸でもあっけなく切れてしまいます
購入してから今まで実際に自分で使ってみた感想ですが、それほど強くなく柔らかめの竿の方が不意に来た大物を上手くあしらえたりして意外だったこともあり、竿が強くなったのは良いことづくめとは言い切れないと思う時があります
強い竿には確かに化け物を捕るだけのポテンシャルがあるのですが、強さが仇となる場面では竿任せでなく釣り人側も工夫が必要だと改めて感じます

本流の大物が釣れる人釣れない人




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この記事へのコメント
元々は私も餌釣り師なのでエサ釣りの難しさは、
知っています。ルアー釣りのようにリールがないので
ダイレクトに魚の力が、竿にかかるので
大物ともなくるとやり取りに神経を使いますね。
今度は、その化物を仕留めてください。
Posted by 山猿山猿 at 2024年04月13日 10:52
山猿さん
ありがとうございます、諦めずに頑張ってみます

しかしバラシた大物をリベンジしたのは一度だけなので、もう一度出会うには神様のお力も必要です

最近の僕は山猿さんのように徳を積んでいないのでちょっと自信ないですが(笑)

餌釣り経験者の山猿さんのおっしゃる通り、リール無しの延べ竿は相手が大きくなるほど取るのが大変で竿を伸されてしまったら道糸やハリ、結束部などにまともに負荷がかかるので釣り人の負けはほぼ確定になります

魚の引く方にどこまでもついていけるのは平水時の支流くらいで、犀川本流では絶対無理ですから、竿と仕掛けはある程度強くないと勝負になりませんが、切られたら糸を太く竿をより強いものにという少し前までの自分の発想は間違いだった気がします
といっても今はそれに代わる具体的な超大物対策案が思い浮かばないんですが、そういう難しい課題があるのも本流餌釣りの楽しさのうちですね
Posted by 犀龍犀龍 at 2024年04月13日 14:31
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