見えない壁を撃ち破れ!
「逃がした魚は大きい」
その姿を確認することなく強烈な印象だけを残して消えていく犀川本流の魚は極めて質が悪く、実際よりサイズを大きく見積ってしまいがちです
何しろ釣り人は夢追い人でもありますから(笑)
しかし真実は時に非情であり味気ないものだったりもします
一昨日の事、一度目は即バレで二度目は糸を切られたポイントで、強烈な引きに耐えて釣り上げたニジマスは胴回りは化け物だけど長さは60ほど
引きの強さから想像したサイズはもっと大きかったので少し意外でした
この時期は水も太く、魚の引きも何割か増してますから、そこを加味しないと差異が生じるようです
切られた時のハリや糸は確認できなかったので、こいつは別の個体…
ここにはもっとデカイ化け物がいる…
…かもしれない…
いや、絶対いる(笑)
冷徹な真実の探求が本流釣りの目的ではないですし夢がある方が楽しいです
けれども、川の中の事は見えないので想像を働かせたり過去の経験を持ち出したりすることも多くてついつい頭でっかちになってしまったり、思った通りに大物が釣れると、その成功体験が先入観という新たな壁になっちゃうこともあり、そこは気をつけたいところです
逆に失敗がいつまでも尾を引くのも良くないです
決めつけは視野を妨げ自分の釣りを窮屈にしてしまいます
本当はまだまだ分からないことだらけのはず
いくら釣っても答えが出ないからこそ何十年も懲りずに続けていているんだと思います(笑)
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